昔ながらの喫茶店

昔ながらの喫茶店は、あなたの過ごす町に残っていますか。

 

私の住む町の喫茶店は、5,6年前ぐらいにつぶれてしまって、チェーン店の寿司屋に変わってしまいました。

”カフェ”ならばいくらでもあるのですが、喫茶店はありません。

 

昨日働いた町で、仕事の話をするために、なるべく仕事関係の人がこない場所=おしゃれなカフェやチェーン店ではない場所をさがして入りました。

たぶん仕事でなければはいらないような、昔風の喫茶店です。店の前のメニューも普通のマーカーで普通の字で書かれた一枚の白い紙でした。

 

場所も良くなくこんなところにお客さんがいるのかな、と思ってはいったのですが、もう2時を過ぎていたのですが、満席とは言わないまでも、程よい広さのスペースのほとんどが埋まっていました。

 

店員さんは、中年のお姉さまと、そのお母様らしき白髪の少し腰がまがったおばあさま。

 

すこし暗めのお店かな、と思ったのですが、接客を受けると、おばあさまもお姉さまもびっくりするぐらい気持ちの良い対応でした。少し軽い会話と、でも踏み込みすぎない。会計が済むとドアの外まで見送ってくださいました。

 

お客様もまた感じがよく、さりげなく席を譲ってくださったり、お一人でいらしていても暇つぶしにスマホをみるわけでもなく、1人の時間をそれぞれたのしんでいらっしゃるようにみえました。

 

昔ながらの喫茶店、ちょっとはまってしまいそうです。