2017-01-01から1年間の記事一覧

きらきらと輝く真珠が零れ落ちる音  Kan Sano

キーボードから、白くキラキラと輝く真珠がこぼれていく。 Kan Sanoさんの音はそんな音がする。 品があって華がある。 すてきな夢をみているような、そんな音楽。 Kan Sano - Magic! (Live at daikanyama LOOP) ポップな歌もステキだけど、ライブのキーボー…

山田ズーニー表現講座 3期 ザ ファイナル

いつからか文が書けなくなっていた。 月に1回小さな文を書かなければならないのだけれど、全然書けない。 仕方がないので、他の人の受け売りや、情報の羅列を連ねていた。全然自分の言葉ではなかった。 いろいろな情報を取り入れても、体の中をぐるぐるめぐ…

昔ながらの喫茶店

昔ながらの喫茶店は、あなたの過ごす町に残っていますか。 私の住む町の喫茶店は、5,6年前ぐらいにつぶれてしまって、チェーン店の寿司屋に変わってしまいました。 ”カフェ”ならばいくらでもあるのですが、喫茶店はありません。 昨日働いた町で、仕事の話…

旅する本

落合先生の「これからの世界をつくる仲間たちへ」をアマゾンで買った。 これからの世界をつくる仲間たちへ 作者: 落合陽一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/03/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る このところの落合先生ブームで、この…

街中のライブ

ライブっていうと夜がほとんど。ライブハウスだとお酒も出る。 ホールならまだしも、ライブハウスにこどもは連れて行きにくいよね。音も大きいから耳にも悪そうだしね。 そうするとね、こどもが生で音を聴ける機会ってあんまりないんだよね。ジルデコとかこ…

異端の強さ 東京ゲゲゲイ

日本には”道”がある。 型があって、それを守り、それでもなお滲み出る個性。それが本当の個性である、という考え方。学校の制服や規則や、茶道などのお稽古事もその一つ。日本にはこの考え方が根強くあるよね。 それはそれで一つのありようではある。型には…

天才二十面相 清竜人

最初に聴いたのは、限りなく優しい声だった。 タワレコの視聴だったか、出だしを聞いた瞬間もうCDを買うことを決めた。 そのCDの中の曲たちは、傷つきやすく繊細で愛にあふれているように聞こえた。 聴きにいったライブでも、そんな繊細な音楽に共感した、繊…

ただただかっこいい 森広隆

「うますぎて売れない」とか「良すぎて売れない」とか良くわかりません。 わかりたくないもん。 とがった音楽とか、うまいけど心がないとかならわかるけど。 森広隆さんがど~んといかない理由もよくわかりません。 理由がみつからないもん。 たぶん皆わから…

読書録  「夏への扉」

「昔はよかった」という言い方は平安の時代からあったというけれど、何歳ぐらいから言うようになるのだろう。 私が初めて同年代から聞いたのは、中学3年だったかな。 新1年生の指導をしている時に、「昔はこうだったんだよ。それに比べて最近は・・」って…

山田ズーニーさんのワークショップ第2回目に参加して

伝えたいことが伝えられない。 言葉がツルツルとすべってしまって、相手に届かない。 そんなことが多かった。 相手に伝わっていないと思えば思うほど、言葉数も多くなって、多くなっても「伝わらない」という事実は、ちっとも変わらない。 私の場合は多くな…

映画 神様メール

あなたが思う神様とはどんなものだろうか。 日本には八百万の神がいるから、きつねだったり、なくなった方だったり、石ころだったりするわけだが、ほとんどの方は、そこに宿っている大元の神様をイメージするのではないだろうか。形は思い浮かばないが、全て…

あなたの考えていることは、本当にあなたが考えているのか

自分で考えていることは、誰かの影響があったとしても、自分で考えているのだから、自分のものである。 そうずっと思っていた。 でもある日、とんでもない災難が、突然私をおそった。 多分将来にとても影響があって、これまで立てていたプランとか全部なくな…

吟遊詩人 関取花

冷静な観察者であり、燃えたぎる情熱の持ち主であり、めっぽう歌がうまい。 あの小さな体から、魂をブルブルゆさぶるような声を出す。もう、一度生で聴いたら、すっかりとりこになること間違いなし。 それにあの笑顔!まっすぐに笑いかけてくれるあの笑顔が…

私の癒し

音楽とかおいしい食べ物とか友達とか本とか・・・。数々私の癒しはあるのだが、なんといっても毎日私に幸福感をあたえてくれるものは トイレ トイレなのですよ。 特にうちのトイレ。 まずね、たくさんの女性の悩みであろう例のあの症状に、私も悩まされてき…

tofubeats  なぜ泣けてしまうのだろう

他の人にtofubeatsを聴いて泣ける、といっても「は?そんな音楽だっけ」と戻ってくるばかりだろう。 でもこれを聴いて本当に泣けた。 tofubeats - SHOPPINGMALL まさに今の自分の気持ちとぴったり重なったのだ。 劇的な出来事があるわけではなく、すごく怒っ…

未来人 落合陽一先生の講演をきいて

これからの社会はどうなっていくのか。AIと人間、そして人間の教育はどうかわっていくのか。そんなことに興味があったので、「現代の魔術師」落合陽一先生の講演を聴きに行った。まるで未来人の話をきいているような、内容の濃い時間でした。 バリアフリーな…

ショーナンの音楽隊 Lucky Tapes

ブレーメンの音楽隊にかけたかったのですが、 ”ショーナン”じゃかかってるんだかかかってないんだか。 おやじもまっさおになるレベルですね。 Lucky Tapesを評するなかで、もっとも駄目な形容詞・・・。 ぐだぐだになりそうですけれど、 Lucky Tapes。 オシ…

歌う詩人 キクチリョウタ

普段自分の年齢を意識することはない。 というのか、そんなに年を取ってる気がしない。 20ぐらいの時の自分と感性とかが大きく違っていると思うことはない。 良くも悪くも。 でも、キクチリョウタさんの「さよならまたね」という歌の歌詞出会ったとき、 「…

地球外生命体の映画

地球外生命体を扱った映画は数々あれど、どこか絵空事だったりする。 「げ、こわい・・・」 というパニック系か 「いやいや、地球外生命体だって、人間と通じ合えるのだよ」 的なファンタジー系。 もしくは 「人間って身勝手ってわかってる?」 という環境破…

向井太一さんが売れなきゃ誰が売れるというのか

「欠損に人は恋をする」とは、高須先生の名言であったか。 完璧な人ではなく、なにか欠けているものに人はひきつけられる。 そうだなぁと思う。 「他の人にはわからないかもしれないけど、私にはその魅力がわかるんだからねっ」 っていうのは、私のようなひ…

Michael Kanekoさん

とうとうですよ。とうとうMichael KanekoさんがCDを出すのですよ。 もうとうに出してんじゃないの?っていうぐらいの方ですよ。 少しハスキーで優しくて、さわやかな海の風のような歌声ですよ。 静かな海にいって風吹かれながら聴きたくなる、そんな歌ですよ…

山田ズーニーさんのワークショップ型実践講座

待ちに待った、山田ズーニーさんの表現講座に参加してきました。 「理解という名の愛が欲しい」というズーニーさんの本を読んだとき、びっくりした。一つ一つの言葉、文に余計なものが全くなかった。 でも推敲にどれだけの思考とそぎ落とされた言葉があるか…

始めに

いつだったかまだ幼かったころ、鬼ばばあに追いかけられた夢を見たことがある。 それはこわかったね。もう全速力で逃げる逃げる。 そうしたら 「隠れなさい」 って言ってくれた親切な若夫婦がいた。とっても優しい声だったのをおぼえている。 隠れていたら、…